今年で、下田ロータリークラブは、創立60周年を迎えました。長きに渡り、下田の歴史と共に、紡いでこられました先輩諸兄姉の皆様に、こころより感謝致します。
私は、下田ロータリークラブ創立50周年に、ご招待いただき、その時のあこがれを胸に入会をしましたが、本年度は、会長という責任の重さを、痛切に感じています。
依然、コロナ禍において、さまざまな活動に制約のある昨今ではございますが、多様な奉仕のありかたや、時代にあわせた活動を学ぶ、一年間とさせていただきたいと思いますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
1.「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」
(2021~2022年度国際ロータリー会長シェカール・メータ)
会員を増やして、ロータリーの参加者基盤を広げる、そして、世界に奉仕して、より大きなインパクトをもたらすという目標です
2.下田ロータリークラブ重点目標 (地区目標参照)
①会員増強と退会防止
メンバー純増2名 退会者0名
現状、国際ロータリークラブメンバーは、120万人で頭打ちし横ばい、日本のロータリークラブでは、1996年の13万人をピークに、現在9万人と、減少率世界最大だそうです。
我々の活動するこの地においては、人口減少、高齢化、過疎化が深刻です。現状の奉仕活動を、最低限維持していくためにも、メンバー数の増強維持は、最重要課題です。また多様性が求められる社会において、女性メンバーの拡大も必要です。
②例会の内容の充実
現在は、月3回の例会を、開催していますが、コロナの関係で外部の講師を呼び、卓話いただくことが難しくなっています。そこで、より会員相互の親睦を深めメンバーを知るために、メンバーが年に1回、スピーチの機会を設けたいと考えます。仕事のことでも良いですし、趣味でも、奉仕活動を発表して頂いてもよいと考えています。タイムに関しては、長くても、短くても、結構です。メンバーの相互理解を深め、充実した時間を過ごしていただきます。
③ロータリー公共イメージ向上とIT活用
下田ロータリークラブの活動内容や、メンバー紹介を現在あるホームページを、より充実させ活用します。(メンバー紹介ページを作り希望者は事業所のホームページへのリンク)ロータリークラブへの入会を希望しても、どんなメンバーがどんな活動をしているかわからなければ不安だと思います。できる限りの情報公開をしたいと思います。
コロナ禍においてPETS、地区研修協議会等も、オンラインで行われることが、多くなりました。今年度、地区協議会の公共イメージ向上委員会に、デジタル専門部会も立ち上がりましたので、活用方法を検討します。また、従来のように、マイロータリーの加入もお願いします。
④ IMの開催
今年度は、下田ロータリークラブがIMの主幹となり、松井大英さんにガバナー補佐として、一年間お世話になります。最大限の支援と、IMの開催に関するご協力を、お願い致します。
⑤ 新下田中学校サーフィン部設立の支援
来年度は、下田市の4中学校が統合され、新たに下田中学校敷地に工事中です。
今までは、生徒数の減少で部活動の種類が少なく、多種多様の世界と逆行していました。
そこで、今年よりオリンピックの正式種目に加わりました、サーフィン部が、設立される予定です。下田は、日本でも知名度の高いサーフィンのメッカで、サーフィンがしたくて移住をされる方も増えています。コロナ禍において、オンラインを活用したワーケーションも多くの企業において、試行錯誤されています。サーフィンを下田の町おこしの1つのツールとして、活用することも必要と考えます。