下田ロータリークラブ川島優幸会長(会員26人)は8日、下田市敷根のロータリーふれあいの池ですぎのこ作業所に10万 円を寄附するとともに、作業所入所者たちと一緒に梅の実収穫の作業を行った。
敷根公園プールの道路を隔てた市有地にあるこの池は、下田RC創立30周年と 台湾新荘の姉妹クラブとの友好を記念して平成元年から3年にかけて整備したといい、池の周りに当時の会員40数人が1本ずつ梅を植栽、その後も新荘クラブ との交流会の度に植え足し、今では50本近くが4.5㍍に成長、ちょっとした梅林を形成している。
今年で30周年を迎える同市加増野のすぎのこ作業所を、創設時からすっと支援してきた同クラブは、ここでの梅の実収穫をふれあい交流の場としており、今年も金刺幸春施設長に10万円を贈るとともに参加した入所者23人と収穫作業に精を出した。あいにく今年はどこの梅もなりが悪く、ふれあい池でもようやく3㌔程度。
それでも作業所では家族協力者の提供もあって「梅干しにしてRCメンバーにも届けたい」としている。10万円は毎年、貴重な備品購入費として活用されている。